カレンデュラは春から夏にかけて、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるキク科のハーブです。カレンダーの語源にもなっています。
カレンデュラの花弁には、カロテノイドやフラボノイドなどが含まれ、古代エジプトのクレオパトラの時代から、皮膚や粘膜の損傷や炎症対策に用いられてきました。
また中世ヨーロッパでは、花弁を植物オイルに漬けた浸出油は軟膏として利用され、赤ちゃんのおむつかぶれや湿疹、荒れや虫さされ、保湿など常備薬として親しまれてきた歴史もあります。
注目されるカレンデュラのアンチエイジング力
肌は、年齢とともに肌内部のタンパク質と糖質が結びつくことでくすみが生まれ、お肌本来の弾力が失われます。
近年これを「肌の糖化」と呼び、エイジングサインのひとつとされています。
そんな肌の糖化の研究の中で、カレンデュラの花のエキスは、肌への応用に大きな期待が寄せられています。
遥か昔、クレオパトラは既にこの力に気付いていたのかもしれません。